弊社は1986年、大田区をはじめ地域の発展を願う地域団体・企業の出資によって設立されました。設立以来弊社は、行政と地域の橋渡しの役割を担いながら、地域貢献をモットーに、公共・公益サービスを中心に事業を展開して参りました。

　2014年には、「蒲田開発事業株式会社」から「株式会社大田まちづくり公社」に社名変更するとともに、定款に「公共と民間の連携・協働によるまちづくりの中間支援業務」を加え、会社の使命と役割をより明確にいたしました。

　この間弊社は、区民の皆様と区との間に立って、第3セクターとしての特長を活かしながら様々な事業に取り組んで参りました。

　2014年、大田区高齢者住宅の指定管理者になるとともに、大田区空き家等地域貢献活用事業を受託いたしました。以来今日まで、高齢者が安心して暮らしていける住環境づくりと空き家対策に、大田区と力を併せて取り組んでおります。

　また2019年には、住宅リフォーム助成事業と住宅確保・居住支援事業を受託し、安全・安心の住まいづくりと、賃貸住宅への入居が困難な方への支援に取り組んでおります。

　そして2020年6月から、公民連携でまちづくりが進められている「羽田イノベーションシティ」内の大田区施策活用スペース「HANEDA×Pio」の管理事業を開始いたしました。

　このように、多くの区民、団体、企業の皆様のご理解とご協力を頂き、事業を拡げて参りました。この間頂いたお力添えに心から感謝申し上げます。

　今後より一層、安心・安全で魅力あふれるまちづくりに取り組んで参りますので、引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長　川野　正博